つゆダクダクと猛暑

吉野屋で今朝たべていると、お客さんが注文する声が聞こえた

「サラダと、~~と、牛丼並つゆダクダクで」

店員さんが復唱する

つゆダクダクのところは少しだけもにょもにょってなった

お客さんは大事なことなので二度言う

「サラダと、~~と、牛丼並のつゆダクダクで」

 

つゆダクといえば吉野屋で有名になった言葉だ

10年くらい前からマシマシという言葉も市民権を得た

注文のとき、その量や程度が増加することをいう

 

さて、おいらは朝定食をすすりながら例のくだらないことをまた考えはじめた

近年の40度ちかい猛烈な暑さの真夏日をどう表現するか

「猛暑」では少し足りないニュアンスだ

猛暑は35度までだろう

37度とか38度とかになると、うーん、烈暑? 酷暑? 甚暑?

このなかだと甚暑(じんしょ)が一番しっくりくるか

あまり聞きなれない言葉だから特別感がある

よし、まあ甚暑でいいや、37度こえたらね~

 

でもまだどこかしっくりこないのよ

気の遠くなるような暑さ

とおくのアスファルトで陽炎がゆらゆらたちのぼっている

暑さはマシマシでダクダク、危険な暑さ

ピッタリはまる言葉はないものか・・・

 

※23.7.23追記

そういえば炎暑という言葉を思い出した

さらに二字熟語に無理して押し込めようとせずに「猛烈な炎暑」これでいい

あの暑すぎて道路の向こうの陽炎がたってる感じ、炎の文字にぴったりだ

アナウンサー「日中は猛烈な炎暑となりました」

うむ、ニュースで流れてきても違和感がない